【英語フレーズ#18】レストランで注文する

旅行中にレストランで食事をするのは、大きな楽しみの一つです。
ですが、メニューを見て注文を伝えるときに緊張してしまった経験はありませんか?
そのような場面で英語が使えると、食事の時間をよりリラックスして楽しむことができます。
このレッスンでは、英語圏のレストランで注文をする際に使われる表現を取り上げます。
会話例

Good evening. Are you ready to order?
こんばんは。ご注文はお決まりですか?

Yes, I’d like the pasta with tomato sauce, please.
はい、トマトソースのパスタをお願いします。

Would you like anything to drink?
お飲み物はいかがなさいますか?

A glass of red wine, please.
赤ワインを一杯お願いします。

Certainly. I’ll bring it right away.
かしこまりました。すぐにお持ちします。

Thank you very much.
ありがとうございます。
会話のポイント解説
1. 丁寧な注文の基本構文:I’d like ~
“I’d like” は “I would like” の短縮形で、レストランで注文する際によく使われる丁寧な表現です。
意味としては「~をいただきたいのですが」に近く、「お願い」や「希望」をやわらかく伝えるときに使います。
- I’d like the pasta.(パスタをください)
- I’d like a glass of wine.(ワインを一杯ください)
同様の意味を持つ “I want〜”(〜がほしい)は、口調がやや強く聞こえるため、接客の場では少しストレートすぎる印象になります。
そのため、レストランで注文する際は “I’d like” のほうが印象が良くなります。
2. 飲み物の表現:a glass of ~ / a cup of ~ の使い分け
飲み物を注文するときは、「量 + of + 名詞」の形で表現するのが基本です。
- a glass of water(コップ1杯の水)
- a glass of red wine(グラス1杯の赤ワイン)
- a cup of tea(カップ1杯の紅茶)
- a bottle of sparkling water(炭酸水1本)
glass, cap, bottle のように飲み物の種類によって容器の表現を変えるのがポイントです。
「コーヒーください」と言いたいときも、“Coffee, please.” より “A cup of coffee, please.” の方がより丁寧に聞こえます。
3. 接客での自然な応答:I’ll bring it right away.
“I’ll bring it right away.” は、「すぐにお持ちします」という意味で、レストランで店員がよく使う表現です。
- I’ll bring ~. →「私が〜を持ってきます」
- right away →「すぐに」「ただちに」
この言い回しはフォーマルすぎず、ソフトな印象を与える表現です。
4. 会話のトーンを柔らかくする please / thank you
丁寧さを表す言葉として、please(お願いします)と thank you(ありがとう)は非常に重視されるフレーズです。
- I’d like the pasta, please.
- A glass of red wine, please.
- Thank you very much.
こうした基本的な一言を忘れずに使うだけで、会話全体が自然になり、相手に良い印象を与えることができます。
逆に言えば、please や thank you を省くとぶっきらぼうに聞こえることがあるので注意が必要です。
まとめ
- I’d like the pasta, please.:丁寧な注文表現。“I want” よりも礼儀正しい。
- Are you ready to order?:接客での定番の質問。
- Would you like anything to drink?:丁寧な提案表現。
- A glass of red wine, please.:飲み物の定型的な頼み方。
- I’ll bring it right away.:接客でよく使われる応対表現。