会話フレーズ

【英語フレーズ#7】郵便局で荷物を送る

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青葉

海外旅行中、おみやげや自分の荷物を日本へ送りたいとき、郵便局でのやり取りが必要になる場面があります。

大きな荷物を持っての移動が難しいときや、家族や友人にプレゼントを届けたいときなど、「この荷物を送りたいのですが」と英語で伝えられるととても便利です。

このレッスンでは、郵便局で荷物を送るときに使える実用的な英語フレーズや表現を紹介し、文法的なポイントもあわせてわかりやすく解説します。

会話例

B
B

Hello. How can I help you?
いらっしゃいませ。ご用件は何でしょうか?

A
A

Hi, I’d like to send this package to Japan.
こんにちは。この荷物を日本に送りたいのですが。

B
B

Sure. Do you want standard or express shipping?
かしこまりました。普通便と速達便、どちらにされますか?

A
A

Express, please. How much will it cost?
速達でお願いします。料金はいくらですか?

B
B

It’ll be $45. Would you like to add insurance?
45ドルです。保険をつけますか?

A
A

Yes, please. That would be great.
はい、お願いします。それでお願いします。

B
B

Okay. Please fill out this form.
承知しました。この用紙にご記入ください。

A
A

All right. Thank you.
わかりました。ありがとうございます。

重要フレーズの紹介

I’d like to send this package.(この荷物を送りたいのですが)

丁寧な依頼表現。「I want to send~」よりもやわらかく聞こえ、郵便局などのサービスカウンターで好まれる表現です。

Do you want standard or express shipping?(普通便と速達便、どちらにされますか?)

郵送方法の選択をたずねる質問。standard shipping は通常便、express shipping は速達便。どちらを選ぶかで料金・到着日が変わります。

How much will it cost?(料金はいくらですか?)

サービスの料金を尋ねる表現。cost は「費用」の意味。「How much is it?」 よりも丁寧で具体的です。

Would you like to add insurance?(保険をつけますか?)

「Would you like to~?」の構文を使った丁寧な誘い表現。insurance(保険)を加えるかどうか確認するフレーズで、破損や紛失が心配な荷物のときによく使われます。

Please fill out this form.(この用紙にご記入ください)

書類や伝票の記入を依頼する表現。fill out は「記入する」の意味で、郵便局・空港・ホテルなどで頻出します。書き終えたあとは 「Here you go.」 と渡すのが自然。

文法のポイント解説

1. 丁寧な依頼の基本|I’d like to ~

I’d like to + 動詞の原形」 は、「私は〜したいと思っています」という、控えめで丁寧な希望を伝える表現になります。

  • I’d like to buy some stamps.(切手を買いたいのですが)
  • I’d like to open a bank account.(口座を開きたいのですが)

口語では 「I’d like to~」 で自然に使われますが、相手が聞き取りやすいように丁寧に話す場合は 「I would like to~」 とフルで言うこともあります。

また、「I want to~」も意味は近いですが、やや直接的で強い印象を与えるため、初対面の人やサービス対応の場面では 「I’d like to~」 の方が好印象です。

2. 配送方法を確認する|Do you want A or B?

郵便局では、発送方法を選ぶ必要があります。その際によく使われるのがこのような「AかBか」をたずねる形です。

Do you want A or B?(Aにしますか?それともBにしますか?)

ここでは standard(普通便)と express(速達便)という2つのオプションが提示されています。

旅行中は時間やコストの都合でどちらかを選ぶ場面が多いため、こうしたフレーズに慣れておくと非常に便利です。

海外の郵便オプション
  • standard shipping:到着まで日数はかかるが料金が安い
  • express shipping:早く届くが料金が高い

3. 料金を丁寧に尋ねる表現|How much will it cost?

「How much will it cost?」 は、「いくらかかるか」を聞きたいときに使える自然で丁寧なフレーズです。

will は未来のことを表す助動詞で、「これから発生する料金」に関する質問として使われます。

cost は名詞(費用)にも、動詞(費用がかかる)にもなる語です。ここでは動詞として使われています。

類似表現
  • How much is it?(これはいくらですか?)
    → より口語的・カジュアルな聞き方
  • Can you tell me how much it costs?(いくらかかるか教えてくれますか?)
    → より丁寧な依頼型の表現

4. オプションを丁寧に提案するフレーズ|Would you like to~?

Would you like to~?」 は、相手の希望や意向を確認したり、オプションを勧めるときにぴったりの丁寧な表現です。

ここでの add insurance は「保険を追加する」という意味です。

郵便局では、高価な荷物や壊れやすいものを送る場合に、万が一のための保険(insurance)をすすめられることがあります。

5. フォームへの記入依頼|Please fill out this form.

郵便局で荷物を送る際は、宛先・差出人・内容物などを記入するフォーム(伝票)を書くように求められます。

  • Please fill out this form.(この用紙にご記入ください)
  • Please fill in your name and address.(名前と住所をご記入ください)

ここで使われている「fill out」は、用紙の必要事項を「全て記入する」という意味の句動詞です。

また、「fill in」も同じく「記入する」という意味ですが、こちらは特定の項目を記入するという意味で使われます。

ポイント

「記入する内容が1箇所だけ」の場合は write や enter を使うこともあります。

まとめ

  • I’d like to send this package.:やわらかく丁寧な依頼表現。
  • Do you want standard or express shipping?:配送方法を確認する定番フレーズ。
  • How much will it cost?:料金を丁寧に尋ねる表現。
  • Would you like to add insurance?:「保険をつけますか?」とオプション確認でよく使われる丁寧な質問。
  • Please fill out this form.:郵便局・ホテル・入国審査などでも使える実用表現。

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