#39 ペットについて話す時の表現｜英語の生活フレーズ

日常会話では「ペット」の話題はとても親しみやすく、盛り上がりやすいテーマの一つです。

「犬を飼っているんですか？」「どんな名前？」「猫派ですか？」など、軽い会話から相手との距離を縮めるきっかけになります。

今回は、ペットについて英語で話すときに使える表現や、会話の中で役立つ文法的なポイントを解説します。

会話例

A

Do you have any pets?
（何かペットは飼っていますか？）

B

Yes, I have a dog named Coco. She’s a golden retriever.
（はい、「ココ」という名前の犬がいます。ゴールデン・レトリバーです）

A

That’s cute! How old is she?
（かわいいですね！何歳ですか？）

B

She’s five years old. I’ve had her since she was a puppy.
（5歳です。子犬のころから飼っています）

A

Does she like going for walks?
（散歩は好きですか？）

B

She loves it! We go to the park every morning.
（大好きですよ！毎朝公園に行っています）

1. ペットの有無を尋ねる表現

こちらの質問は、相手がペットを飼っているかどうか尋ねるときに使えるフレーズです。

“any pets” の “any” は「どんな種類でも」という意味を含むため、犬・猫・鳥など種類を限定せず広く尋ねるニュアンスになります。

また、次のような聞き方もおすすめです。

2. ペットの種類と名前を伝える

“I have a + 動物 + named + 名前” で、「〜という名前の〜を飼っている」を表します。

“named Coco” でペットの名前を補足説明します。named は過去分詞ですが、「〜という名前の」と、ここでは形容詞的に使われています。

また、犬種などを続けて紹介する場合は、“She’s a golden retriever.”（ゴールデンレトリバーです）のように言います。

3. 年齢や飼っている期間を伝える

ペットも人と同じように “How old is ～?” で年齢を聞くことができます。

ペットを家族のように紹介する文化が強い英語圏では、代名詞は犬・猫などが対象でも “he” や “she” を使うのが一般的です。

さらに以下の文では、現在完了形 “I’ve had 〜” を使って「今も飼っている」ことを表現しています。

現在完了形（have + 過去分詞）は、「過去に始まり、今も続いている状態」を表す構文です。

例文の “since she was a puppy”（子犬だったころから）では、since を用いることで時間の起点を示しています。

4. ペットの好みや習慣を話す

“Does she like ～?” は「～が好きですか？」というシンプルな表現で、ペットの好みや習慣を尋ねる際に便利です。

返答の際は、次のように答えます。

「〜が好きです」と強調したいときは “She loves it!” のように、like より強い感情を表す love も使えます。

さらに “go to + 場所 + 頻度” の形で、習慣的な行動を表せます。“every morning” のような頻度を表す語句は文末に置くのが自然です。

まとめ