会話フレーズ

【英語フレーズ#21】市場で買い物をする

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青葉

旅先のローカルなマーケットや屋台では、地元の人とのふれあいや文化を間近に感じられる貴重な体験ができます。

新鮮な野菜や果物、手作りの工芸品やお土産などを見ながら、「これいくら?」「ちょっと見てるだけです」といったやりとりが自然にできると、旅の楽しみがぐっと広がります。

こうした場面では、値段の確認や数量の指定、値引き交渉など、シンプルなフレーズを使ってスムーズにやりとりすることが求められます。

このレッスンでは、英語圏の市場で買い物をする際に使える基本表現を紹介します。

会話例

A
A

Hi! How much is this necklace?
こんにちは!このネックレスはいくらですか?

B
B

That one is £12. Handmade silver.
それは12ポンドです。手作りのシルバーですよ。

A
A

It’s beautiful. Do you have it in other colors?
きれいですね。他の色はありますか?

B
B

Yes, I have blue, green, and purple.
はい、青、緑、紫がありますよ。

A
A

I’ll take the blue one, please.
青いのをください。

B
B

Sure! Would you like a bag for it?
もちろんです!袋にお入れしますか?

A
A

No, thank you. I’ll just put it in my backpack.
いいえ、大丈夫です。リュックに入れますので。

B
B

All right. That’s £12.
かしこまりました。12ポンドです。

会話のポイント解説

1. 値段を尋ねる表現:How much is this?

旅行先での買い物では、まず知っておきたいのが「これはいくらですか?」という表現です。

“How much is this?” は、シンプルながら汎用性が高く、どんなお店でも使えるフレーズです。

丁寧さを加えたいときは、文頭に “Excuse me,” を添えましょう:

  • Excuse me, how much is this?(すみません、これはいくらですか?)

また、“this” の部分を具体的な商品名に言い換えることで、より明確に伝えることもできます。

  • How much is this necklace?(このネックレスはいくらですか?)
  • How much are these oranges?(このオレンジはいくらですか?)

単数形には is、複数形には are を使い分けることにも注意しましょう。

2. バリエーションを尋ねる:Do you have it in other colors?

気に入った商品が見つかったとき、「他の色もありますか?」「このデザインで他のサイズは?」と聞くことで、より満足のいく買い物ができます。

その際に使えるのが以下の表現です。

  • Do you have it in other colors?(他の色はありますか?)

ここでの前置詞 in は、「~の中で(種類・バリエーションの範囲で)」という意味合いを持っています。

  • Do you have it in red?(赤はありますか?)
  • Do you have it in a larger size?(もっと大きいサイズはありますか?)
  • Do you have it in leather?(革素材のものはありますか?)

in + バリエーション」で、色・サイズ・素材などさまざまな要素に対応できるので、市場や服屋などで重宝するパターンです。

3. 購入を伝える決まり文句:I’ll take ~.

「買います」とはっきり意思を伝えるときに使えるのが、“I’ll take ~.” というフレーズです。

これは “I will take” の短縮形で、商品を選んだ後、購入を決める場面でよく使われます。

  • I’ll take this one.(これにします)
  • I’ll take two of these.(これを2つください)
  • I’ll take the red one.(赤いのをください)

この表現は自信や即決感といった印象を与えるので、市場のようにテンポよくやり取りしたい場面にぴったりです。

4. お店側の丁寧な表現:Would you like ~?

“Would you like a bag?” は、店員がよく使う丁寧なフレーズです。

この “Would you like ~?” の構文は、丁寧で配慮のある聞き方として、接客シーンでよく使われます。

  • Would you like a receipt?(レシートは必要ですか?)
  • Would you like to try it on?(試着されますか?)

これらの表現に慣れておくことで、聞かれたときもスムーズに対応できるようになります。

5. 丁寧に断る・代替案を伝える

“Would you like a bag?” のような申し出に対して、袋が不要なときや、マイバッグを使いたいときには、丁寧に断ることが大切です。

ここで便利なのが以下の表現です。

  • No, thank you. I’ll just put it in my backpack.
    (いいえ、ありがとうございます。リュックに入れますので。)

この文のポイントは just の使い方です。just は「ちょっと」「〜するだけ」といった意味を加え、やんわりとした印象を与えます。

ほかにも:

  • No, thank you. I have my own bag.(大丈夫です、自分のバッグがあります)
  • I don’t need a bag. Thanks.(バッグは大丈夫です。ありがとう)

などの表現も使えますが、いずれも “No” のあとに “Thank you” を添えることが、英語圏の丁寧な断り方の基本です。

まとめ

  • How much is this?:市場での買い物で使えるシンプルな価格確認フレーズ。
  • Do you have it in other colors?:色・サイズのバリエーションを尋ねるときに便利。
  • I’ll take the blue one.:購入の意思を明確に伝えるフレーズ。
  • Would you like a bag for it:丁寧な申し出の表現。店員がよく使う言い方。
  • I’ll just put it in my backpack.:袋を断るときに自然でやさしい言い回し。

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はじめまして。「英語の庭」を運営している青葉です。このサイトでは基礎から応用まで、英語の文法を解説しています。
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