#39 形容詞と副詞の違い|使い分けのポイント解説
Izumi English Morning

英語で「〜と同じくらい…」と言いたいときには、同等比較(as ~ as 構文)を使います。
同等比較は、比較級(-er / more ~ than)や最上級(the most ~)と並んで、日常会話でも頻繁に使われる比較表現の一つです。
同等比較を使うと、単に「AはBより大きい」と断定するのではなく、「AとBは同じくらいの大きさだ」と、より柔らかく比較できます。
ここでは、同等比較(as ~ as)の基本ルールと使い方を例文を通して詳しく解説します。
同等比較の構造は、「as + 形容詞 / 副詞 + as + 比較対象」が基本です。同等比較を使うことで、「AはBと同じくらい〜だ」という表現を作ることができます。
形容詞を入れれば「性質の比較」、副詞を入れれば「動作の比較」となります。
ここでは tall(背が高い)や comfortable(快適な)といった形容詞を使って、人物や物の性質を比較しています。
副詞を使うと、行動の様子や程度を比較できます。
同等比較は疑問文にもできます。「〜と同じくらい…ですか?」と尋ねたいときに使います。
通常の疑問文と同様に、Yes / No で返すことができます。
同等比較を否定すると、「〜ほど…ではない」という表現になります。このときは「not as ~ as」の形を使います。
肯定文では「同じくらい」を表す同等比較ですが、否定文にすると「劣っている」というニュアンスを表現できます。
同等比較には強調や限定を加えて、より細かいニュアンスを伝えることができます。
twice / three times / half のように数字や割合を入れると、単なる「同じくらい」ではなく「どれくらい差があるか」まで表現できます。