#72 納品物を確認する時の表現|英語のビジネスフレーズ

取引先や社内の担当者から納品物を受け取ったあとには、内容や仕様が依頼どおりになっているかを確認する必要があります。
英語で納品物を確認する場面では、「受領したことを伝え、問題点や修正点を丁寧に伝えるといった表現が重要になります。
ここでは、納品物を確認する場面でよく使われる英語表現を詳しく解説します。
会話例

I’ve just received the files you sent yesterday.
(昨日送っていただいたファイルを受け取りました)

Thank you. Have you had a chance to review them yet?
(ありがとうございます。もう確認していただけましたか?)

I’ve gone through most of them, and overall they look good.
(大部分は確認しましたが、全体的には問題なさそうです)

That’s good to hear. Is there anything we need to revise?
(それは良かったです。修正が必要な点はありますか?)

There are a few small points I’d like to clarify, especially in the final section.
(いくつか確認したい点があります。特に最後のセクションについてです)

No problem. Please let me know the details.
(問題ありません。詳しく教えてください)

I’ll send you a list of comments by the end of the day.
(今日中にコメントの一覧をお送りします)
1. 納品物を受け取ったことを伝える
納品物を受け取った際は、受領したことを最初に伝えるのが基本です。
この段階では、内容の良し悪しには触れず、受領の事実だけを簡潔に伝えるのがポイントです。
- I’ve just received the files.
(ファイルを受け取りました)
現在完了形 “have received” は、「今ちょうど受け取った/すでに受領済みである」という状態を表します。メールや口頭のどちらでも使いやすい実用的な表現です。
- I’ve received the documents you sent.
(ご送付いただいた資料を受け取りました) - We’ve received the deliverables.
(納品物を受領しました) - The files have come through.
(ファイルが無事に届きました)
文脈に応じて「無事に」や「問題なく」などを補うと、より実務的になります。
2. 確認状況を伝える
納品物をどこまで確認したかを伝える際には、次の表現が便利です。
- I’ve gone through most of them.
(大部分は確認しました)
“go through” は「最初から最後まで一通り確認する」という意味で、書類・データ・仕様書・デザイン案など、幅広い納品物に使えます。
- I’m still reviewing the details.
(細かい部分を確認中です) - I haven’t had a chance to review everything yet.
(まだ全体は確認できていません)
3. 全体評価を先に伝える
確認後、何か指摘をする場合でも、最初に全体的な評価を伝えることで、会話の印象が大きく変わります。
- Overall, they look good.
(全体的には問題なさそうです)
ここでの overall は「細部を見る前の全体評価」を示します。この一言があることで、後に修正点を伝えても、否定的な印象になりにくくなります。
英語では、「ポジティブな要素 → 改善点」の順で伝えるのが好まれます。
4. 確認・修正点を丁寧に指摘する
修正や追加説明が必要な場合でも、直接的な言い方は避け、柔らかい表現を使いましょう。
- There are a few points I’d like to clarify.
(いくつか確認したい点があります)
ここで使われている “a few” は、「少しだけ」という控えめなニュアンスを持ちます。
また、clarify を用いることで、「間違っている」ではなく「確認したい」という姿勢を示すため、相手を責める印象を避けられます。
- I have a couple of questions regarding the final section.
(最終セクションについて、いくつか確認したい点があります) - There are a few areas that may need adjustment.
(調整が必要かもしれない箇所がいくつかあります) - I’d like to get a bit more detail on this part.
(この部分について、もう少し詳しく教えていただけますか)
「確認したい」「調整が必要かもしれない」と伝えた方が角が立たず、ビジネスでも適しています。
5. 次の対応を伝える
最後に、「次に何をするか」「いつまでに行うか」を伝えると、今後の進捗がスムーズになります。
- I’ll send you a list of comments by the end of the day.
(本日中にコメントの一覧を送ります)
このように期限を明示することで、相手は修正作業の予定を立てやすくなります。
- I’ll follow up with detailed feedback tomorrow.
(明日、詳しいフィードバックをお送りします) - We’ll review the remaining items by Friday.
(残りの項目は金曜日までに確認します) - I’ll get back to you once the review is complete.
(確認が完了次第、ご連絡します)
このように、ビジネスにおけるコミュニケーションでは、次のアクションを明確化することが重要です。
まとめ
- I’ve just received ~.
→ 納品物を受け取ったことを伝える表現。 - I’ve gone through ~.
→ 内容を一通り確認したことを示す言い方。 - Overall, it looks good.
→ 全体的な評価を先に伝えることで印象を和らげる。 - There are a few points I’d like to clarify.
→ 修正や確認点を切り出す表現。




