#84 契約書の内容を確認する時の表現|英語のビジネスフレーズ

取引先やクライアントと契約を結ぶ際、契約書の内容をしっかり確認することはとても重要です。
英語で書かれた契約書を確認する場面では、理解できていない点を丁寧に質問し、条件を正確に確認する表現が求められます。
今回は、契約書の内容について確認したいときに使える英語表現を、会話例とともに解説します。
会話例

Thanks for sending over the contract. I’ve reviewed it, but I have a few questions.
(契約書を送っていただきありがとうございます。目を通しましたが、いくつか確認したい点があります)

Of course. Please feel free to ask.
(もちろんです。ご遠慮なくどうぞ)

First, I’d like to clarify the payment terms mentioned in Section 3.
(まず、第3条に記載されている支払い条件について確認したいです)

The payment is due within 30 days after the invoice is issued.
(こちらは請求書発行後30日以内のお支払いとなっています)

I see. And just to confirm, does the contract automatically renew after one year?
(なるほど。念のため確認ですが、この契約は1年後に自動更新されますか?)

Yes, unless either party gives written notice at least one month in advance.
(はい、いずれかの当事者が1か月前までに書面で通知しない限り、自動更新されます)

That makes sense. Thank you for the clarification.
(よく分かりました。ご説明ありがとうございます)
1. 契約書を読んだうえで質問する
契約書について質問する際は、「すでに全体的には目を通している」ことを最初に伝えるのがビジネス上のマナーです。
- I’ve reviewed the contract, but I have a few questions.
(契約書は確認しましたが、いくつか質問があります)
review は「内容を精査する/業務として確認する」という意味を持つため、read よりもビジネス文書に適した表現です。
また、“a few questions” と言うことで、細かく詰める印象を和らげ、穏やかなトーンで話を始めることができます。
2. 確認したい箇所を示す
契約書の確認では、どの条項について話しているのかを正確に示すことが重要です。
- I’d like to clarify the payment terms mentioned in Section 3.
(第3条に記載されている支払い条件を確認したいです)
clarify は「不明点をはっきりさせる」という意味で、契約・条件・ルールなどを確認する場面でよく使われます。
さらに “payment terms” は「支払い条件」を指し、「支払い期限/支払い方法/分割払いの有無」といった内容をまとめて表せる言葉です。
3. 条件を再確認する
契約書にすでに書かれている内容を改めて確認する場合、そのまま質問すると「読んでいないのでは?」と思われることがあります。そこで役立つのが次の表現です。
- Just to confirm, does the contract automatically renew after one year?
(念のため確認ですが、この契約は1年後に自動更新されますか?)
“just to confirm” は「理解はしているが、念のため確認したい」というニュアンスを持つクッション表現です。
- Just to be sure, ~
(念のためですが、〜) - Just to make sure, ~
(念のため確認ですが、〜)
いずれも丁寧さと慎重さを同時に表現できるため、契約確認に適しています。
4. 契約条件で頻出する語句
契約書では、条件や例外を示す語が多用されます。意味を正確に理解しておくことで、誤解を防ぐことができます。
- unless either party gives written notice
(いずれかの当事者が書面で通知しない限り)
unless は「〜でない限り」という意味で、契約書では「例外条件」を示す際に頻繁に使われます。
- at least one month in advance
(少なくとも1か月前に)
“in advance” は「事前に」という意味で、通知期限や手続きのタイミングを説明する際に使われます。
これらの表現は、契約書だけでなく利用規約やポリシー文書でも共通して使われる語彙となっています。
まとめ
- I’ve reviewed the contract, but I have a few questions.
→ 契約書を確認したうえで質問する表現。 - I’d like to clarify ~.
→ 契約条件や条項を正確に確認したいときに使えるフォーマルな言い方。 - Just to confirm, does ~?
→ 既に書かれている内容を再確認する際のクッション表現。 - unless / at least ~ in advance
→ 契約条件や例外、期限を理解するうえで欠かせない表現。




