#17 カフェで注文する時の表現|英語の買い物フレーズ

外出先でカフェに入り、飲み物や軽食を注文する場面はよくあります。
そんなとき、メニューを見て迷ったり、緊張して言葉が出なかったりすると、せっかくのリラックスした時間も落ち着かないものになってしまいます。
「~をください」「持ち帰りでお願いします」など、カフェでよく使う表現を知っておけば、英語圏のカフェでも自信を持って注文できます。
ここでは、注文の際に使える英語表現や丁寧な言い回し、注文後のやりとりまで解説します。
会話例

Good morning. What can I get for you today?
(おはようございます。本日は何になさいますか?)

I’d like a cappuccino and a blueberry muffin, please.
(カプチーノとブルーベリーマフィンをお願いします)

Sure. For here or to go?
(かしこまりました。店内でお召し上がりですか?お持ち帰りですか?)

To go, please.
(持ち帰りでお願いします)

That’ll be $5.20.
(5ドル20セントになります)

Here you go.
(はい、どうぞ)

Thank you. Have a great day!
(ありがとうございます。良い一日を!)
1. 注文時の丁寧なフレーズ
カフェやレストランでの注文時、丁寧で自然な言い回しなのが “I’d like ~” です。
これは “I would like” の短縮形で、直訳すれば「私は~をいただきたいのですが」という意味になります。
この表現は、自分の希望を丁寧に伝えるための基本フレーズで、英語圏では非常によく使われます。
- I’d like a cappuccino, please.
(カプチーノをお願いします) - I’d like a ham sandwich and an orange juice.
(ハムサンドとオレンジジュースをお願いします)
このとき、“please” を最後に添えることで、より礼儀正しくなります。
- I want a cappuccino.
→ × やや直接的でフレンドリーすぎる印象。 - I’d like a cappuccino, please.
→ ◎ 丁寧で好感の持てる表現。
“I want ~” も意味としては通じますが、サービスを受ける場面では “I’d like ~” の方が柔らかく丁寧な印象を与えます。
2. 「持ち帰りですか?」の質問
注文が終わると、よく聞かれるのがこの質問です。
- For here?
→ 店内で飲食する場合 - To go?
→ 持ち帰りの場合(イギリス英語では “takeaway”)
返答はシンプルでOKです:
- To go, please.
(持ち帰りでお願いします) - For here, thank you.
(店内でお願いします)
なお、イギリスやオーストラリアでは “Eat in or takeaway?“と聞かれることもあります。
3. 金額の案内に使われる表現
お会計時によく使われるのが、“That’ll be [金額]” という表現です。これは “That will be ~” の省略形で、店員が金額を伝える際の表現です。
類似のフレーズとして、以下のような表現もあります。
- Your total is ~.
- That comes to ~.
4. お金や商品を渡すときの一言
何かを手渡すときの自然なフレーズが “Here you go.” です。
この表現はとてもカジュアルで親しみがあり、「どうぞ」「はい、こちらです」という日本語に近いニュアンスで使われます。
5. 丁寧さを伝える小さな工夫
“please” は小さな一語ですが、礼儀の基本となるフレーズです。
- I’d like a coffee. → I’d like a coffee, please.
- To go. → To go, please.
- Can I have a muffin? → Can I have a muffin, please?
注文時、依頼時、返答時に自然と “please” を添えるだけで、印象が格段に良くなります。
まとめ
- What can I get for you?:店員が使う接客フレーズ。
- I’d like ~, please.「~をお願いします」という丁寧な注文表現。
- For here or to go?:「店内ですか?持ち帰りですか?」という意味。
- That’ll be ~.:「~になります」という金額を伝えるときの表現。
- Here you go.「はい、どうぞ」という意味で、お金や商品を渡すときに使う。




