#66 謝罪と改善策を提示する時の表現|英語のビジネスフレーズ

ビジネスの現場では、ミスや遅れが発生した際に、適切に謝罪し、あわせて改善策を伝えることが求められます。
英語での謝罪は、単に謝るだけでなく、「何が起きたのか」「今後どう対応するのか」を明確にすることが重要です。
ここでは、謝罪を丁寧に伝える英語表現から、原因の説明、再発防止策を示す表現まで詳しく解説します。
会話例

Thank you for taking the time to speak with me today. I’d like to apologize for the delay in our response.
(本日はお時間をいただきありがとうございます。まずは、こちらの対応が遅れたことについてお詫びいたします)

I see. Could you explain what caused the delay?
(わかりました。遅れの原因を教えていただけますか?)

There was an internal communication issue, and the information wasn’t shared in time.
(社内の連携に問題があり、情報共有が遅れてしまいました)

I understand. How do you plan to prevent this from happening again?
(そうでしたか。再発防止についてはどのように考えていますか?)

We’re reviewing our workflow and introducing a clearer approval process to avoid similar issues in the future.
(業務フローを見直し、今後同様の問題が起きないよう、承認プロセスをより明確にします)

That sounds reasonable. Thank you for explaining.
(それなら安心ですね。説明ありがとうございます)
1. 謝罪の言葉を伝える
ビジネスシーンでは、最初にはっきりと謝罪の言葉を伝えることが重要です。回りくどい言い方をすると、誠意が伝わりにくくなってしまいます。
- I’d like to apologize for the delay.
(遅れについてお詫びいたします)
この表現は真摯に責任を認めている姿勢を伝えるため、上司や取引先にも安心して使えます。
“I’m sorry for the delay.”(遅れてしまい申し訳ありません)も間違いではありませんが、少しカジュアルな印象になります。
- I’d like to sincerely apologize for ~
(心より~についてお詫び申し上げます) - Please accept my apologies for ~
(~について、深くお詫び申し上げます)
状況の深刻さに応じて使い分けるのがポイントです。
2. 原因を簡潔かつ客観的に説明する
謝罪のあとには、原因を説明する必要があります。その際、言い訳に聞こえない表現を選ぶことが大切です。
- There was an internal communication issue.
(社内の情報共有に問題がありました)
ここで使われている issue は「課題/問題点」を意味し、problem よりも客観的で控えめなニュアンスです。
謝罪・説明の場面では issue、重大な障害・明確なトラブルを指す場合は problem と使い分けましょう。
- There was an issue with our process.
(業務プロセスに問題がありました) - There was a delay due to internal coordination.
(社内調整が原因で遅れが発生しました) - The information wasn’t shared in time.
(情報共有が間に合いませんでした)
このように主語を「人」にせず、「仕組み」や「状況」に置くことで、責任逃れではなく冷静な状況説明として伝えることができます。
ただし、「誰の責任か」を問われた場合は、“We take full responsibility.” などで責任を明確にすることも大切です。
3. 再発防止に関する質問
謝罪と原因説明のあとは、相手から今後の再発防止について聞かれることもあります。
- How do you plan to prevent this from happening again?
(再発防止については、どのように考えていますか?)
この質問は、責めているというより、改善策があるかどうかの確認を目的としています。そのため、「検討中」ではなく、できるだけ具体的な対策を示すことが大切です。
4. 改善策を示す
改善策を説明する際は、現在進行形を用いて「すでに改善に取り組んでいること」を示すと前向きな印象になります。
- We’re reviewing our workflow.
(業務フローを見直しています) - We’re introducing a clearer approval process.
(より明確な承認プロセスを導入しています)
「問題が起きた → 具体的に何を変えるか」まで言及できると、相手の信頼を回復しやすくなります。
- We’re working on improving our internal communication.
(社内のコミュニケーション体制の改善に取り組んでいます) - We’re setting up a new checkpoint system.
(新たなチェック体制を構築しています) - We’ve updated our procedures to prevent delays.
(遅延を防ぐため、業務手順を見直しました)
まとめ
- I’d like to apologize for ~
→ ビジネスシーンで誠意をもって謝罪するための表現。 - There was an issue with ~
→ 原因を客観的に説明する。 - How do you plan to prevent this from happening again?
→ 再発防止策を確認するための質問。 - We’re reviewing ~ / We’re introducing ~
→ 改善に向けてすでに行動していることを示す。




