Not only A but also B の構文|「AだけでなくBも」の表現方法
Izumi English Morning

英語には「〜自身」「自分で」という意味を表す再帰代名詞があります。
主語と目的語が同じ人・物を指すときに使われ、「自分自身に向けた行為」や「強調表現」を表すことができます。
今回は、再帰代名詞の基本的な形と使い方、そして注意点を解説します。
再帰代名詞は主語と目的語が同じときに使い、「誰に対して動作が向かっているのか」を明確に示す役割を持ちます。
例えば「私は自分を責めた」と言うとき、動作の対象は「自分自身」です。英語ではこの「自分自身」を表すのに再帰代名詞を使います。
そして、再帰代名詞は「代名詞 + self(単数) / selves(複数)」の形で作られます。
| 人称代名詞 | 再帰代名詞 | 意味 | 
|---|---|---|
| I | myself | 私自身 | 
| you | yourself | あなた自身 | 
| he | himself | 彼自身 | 
| she | herself | 彼女自身 | 
| it | itself | それ自体 | 
| we | ourselves | 私たち自身 | 
| you (複数) | yourselves | あなたたち自身 | 
| they | themselves | 彼ら/彼女ら自身 | 
再帰動詞の最も基本的な使い方は、主語と目的語が同じ人物や物を指すときです。
ここで、もし再帰代名詞を使わずに “She looked at her.” とすると、「彼女は別の女性を見た」という意味に変わってしまいます。
つまり、再帰代名詞を使うことで「行為が自分自身に向かっている」ことを明確に示すことができます。
再帰代名詞は “by oneself” の形で、「一人で」「自分で」という意味になります。one の部分には、主語に対応する代名詞が入ります。
この “by oneself”は、会話でもよく使われる表現です。「誰の助けも借りずに」というニュアンスが含まれるので、「自分の力だけでやった」という意味を出したいときに便利です。
再帰代名詞は「〜自身が」「まさに〜」という強調の役割でも使えます。
この場合の再帰代名詞は「ほかの誰でもなく、その人自身が」という強いニュアンスを出します。