#92 プロジェクトの予算を確認する時の表現|英語のビジネスフレーズ

プロジェクト管理において、予算の確認は定期的に行うべき重要な業務のひとつです。
英語で予算について話す際には、事実と数値をもとに冷静に説明する姿勢が求められます。
今回は、同僚や上司と予算について話し合う際に使える英語表現を、実務を想定した会話例とともに解説します。
会話例

Do you have a moment? I’d like to check the budget for the current project.
(少しお時間よろしいですか?現在のプロジェクトの予算について確認したいことがあります)

Sure. Is there any concern about the costs?
(大丈夫ですよ。コスト面で何か懸念がありますか?)

Yes, we’ve spent more than expected on external services this month.
(はい、今月は外注費が想定より多くかかっています)

How much are we over budget at this point?
(現時点でどれくらい予算を超えていますか?)

We’re about 10% over, but the overall budget is still manageable.
(約10%超過していますが、全体としてはまだ対応可能です)

Okay. Do you think we need to adjust the budget or cut costs elsewhere?
(わかりました。予算を調整するか、他の部分でコスト削減が必要そうですか?)

I think we can reduce some internal expenses and stay within the original budget.
(社内コストを一部抑えれば、当初の予算内に収められると思います)
1. 予算の話題を切り出す
予算に関する話題はデリケートになりやすいため、まずは中立的で落ち着いた表現を使うことが重要です。
- Do you have a moment? I’d like to check the budget for the current project.
(現在のプロジェクトの予算について確認したいことがあります)
“check the budget” は「予算状況を確認する」という意味で、現状把握や定期確認の場面で使えます。
また、冒頭に “Do you have a moment?”(少しお時間よろしいですか?)を置くことで、相手の都合を尊重する丁寧な言い方にできます。
- When you have time, I’d like to review the budget.
(お時間のあるときに、予算について一度確認させていただければと思います)
2. 現状を説明する
予算について説明する際は、想定と比較しながら現状を伝えることがポイントです。
- We’ve spent more than expected on external services this month.(今月は外注費が想定より多くかかっています)
expected は「事前に予想していた金額」という意味で、予算管理・進捗管理・売上報告など、幅広い場面で使われます。
反対に、想定内であることを伝えたい場合は次のように言います。
- We’re within the expected range.
(想定の範囲内に収まっています) - The costs are in line with our expectations.
(費用は当初の見込みどおりです)
“in line with ~” は「~と一致して」という意味で、フォーマルな印象を与える表現です。
3. 予算超過を具体的に示す
予算オーバーの状況を表す際には、“over budget”(予算超過)という表現を使います。
- We’re about 10% over budget.
(予算を約10%超えています)
説明の際は、具体的な数字や割合を添えるのがポイントです。数字があることで状況が客観的に伝わり、認識の齟齬を防げます。
一方で、まだ問題が深刻でないことを伝えたい場合は、以下のように補足します。
- The overall budget is still manageable.
(全体としてはまだ対応可能です)
ここでの manageable は「対応可能な/手に負える範囲の」という意味になります。
4. 今後の対応を話し合う
予算確認時には現状の把握だけでなく、今後の対応についても話すことが重要です。
- Do you think we need to adjust the budget or cut costs elsewhere?
(予算を調整するか、他の部分でコスト削減が必要ですか?)
“adjust the budget” は「予算を調整する、“cut costs elsewhere” は「他の部分でコストを削減する」という意味になります。
自分の考えを述べるときには、次のように言います。
- I think we can reduce some internal expenses and stay within the original budget.
(社内コストを一部抑えれば、当初の予算内に収められると思います)
“I think we can ~” は断定を避けつつ提案できる、ビジネス向きの表現です。
まとめ
- I’d like to check the budget for ~.
→ 予算の話題を切り出す際の表現。 - more than expected / within expectations
→ 想定との差を説明する際に使える表現。 - over budget / manageable
→ 予算超過の状況と、その深刻度を伝える言い方。 - adjust the budget / cut costs
→ 今後の対応や選択肢を話し合うときのフレーズ。




