#87 人事評価を行う時の表現|英語のビジネスフレーズ

人事評価の場面では、部下の成果や行動を正しく伝え、次の成長につなげることが重要です。
英語で評価を行う場合は、事実に基づいた評価に加え、伝え良い点と改善点をバランスよく述べることが求められます。
今回は人事評価の面談で使われる英語表現を、会話例や文法ポイントと合わせて解説します。
会話例

Thank you for joining me today. I’d like to talk about your performance over the past six months.
(本日はお時間を取っていただきありがとうございます。過去6か月間の業績について話したいと思います)

Thank you. I’m ready to hear your thoughts.
(ありがとうございます。ご意見を伺う準備はできています)

Overall, you’ve done a solid job, especially in meeting deadlines and collaborating with the team.
(全体的に、締め切りを守る点やチームとの連携において、安定した成果を出しています)

I’m glad to hear that. Is there anything I should work on improving?
(そう言っていただけてうれしいです。改善すべき点はありますか?)

One area to focus on is communication during projects, particularly sharing updates more proactively.
(改善点としては、プロジェクト進行中のコミュニケーション、特に進捗共有をより積極的に行うと良いです)

I understand. I’ll make sure to keep the team informed more regularly.
(分かりました。今後はよりこまめに情報共有するようにします)

That sounds good. Let’s set that as a goal for the next review period.
(いいですね。それを次の評価期間の目標にしましょう)
1. 評価面談を始める
評価面談を始める際は、最初に面談の議題について具体的に伝えます。
- I’d like to talk about your performance over the past six months.
(過去6か月間の業績についてお話しします)
“performance” は、人事評価において「成果/仕事ぶり」を表す基本単語です。
さらに “over the past six months”(過去6か月間)のように、期間を示す表現を添えることで評価の範囲が明確になります。
2. 良い点を具体的に評価する
評価面談では、まず良い点を伝えることで、相手が安心して話を聞ける雰囲気を作ります。
- You’ve done a solid job.
(安定した成果を出しています)
ここでの solid は「堅実な/安定した」という意味で、客観的に評価する場面に適した表現です。
さらに、次のように具体的な行動を補足すると、評価がより伝わりやすくなります。
- especially in meeting deadlines
(特に締め切りを守る点で) - and collaborating with the team
(チームとの連携において)
抽象的な褒め言葉だけで終わらせず、「何が良かったのか」を明確にすることがポイントです。
3. 改善点を建設的に伝える
相手を傷つけないよう、どのように改善点を伝えるかは難しい部分です。否定的な言い方を避けて、「今後の成長ポイント」として表現するのがおすすめです。
- One area to focus on is communication during projects, particularly sharing updates more proactively.
(改善点としては、プロジェクト進行中のコミュニケーション、特に進捗共有をより積極的に行うと良いです)
“area to focus on” は、「弱点」ではなく「今後意識すべき点」という意味の表現です。相手の自尊心を傷つけずに、改善を促すことができます。
また、proactively は「自発的に」という意味で、人事評価やマネジメントの文脈でよく使われます。
4. 次の目標につなげる
人事評価は、評価して終わりではなく、次の行動につなげることが目的です。そのため、最後に目標設定を行います。
- Let’s set that as a goal for the next review period.
(それを次の評価期間の目標にしましょう)
“Let’s ~”(〜しましょう)は、上司と部下が一緒に決めるニュアンスを持つため、一方的な指示ではなく、合意形成の表現として使えます。
- Let’s work on this together.
(一緒に取り組んでいきましょう) - Let’s review your progress in three months.
(3か月後に進捗を振り返りましょう)
まとめ
- I’d like to talk about your performance.
→ 人事評価の目的を明確にして面談を始める表現。 - You’ve done a solid job.
→ 成果を客観的かつ前向きに評価するフレーズ。 - One area to focus on is ~.
→ 改善点を建設的に伝え、成長につなげる表現。 - Let’s set that as a goal.
→ 評価内容を次の行動目標へ結びつけるためのフレーズ。




