会話フレーズ

#27 美術館を巡る時の表現|英語の観光フレーズ

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Izumi

旅行中にその土地の美術館を訪れることは、文化や歴史に触れる素敵な機会です。

特に海外の美術館では、入館時の案内や展示の内容について英語でやりとりをする場面が多くあります。

今回は、美術館で使える英語表現や、会話をスムーズに進めるためのフレーズを、シチュエーション別にわかりやすく解説していきます。

会話例

A
A

Hello, I’d like two tickets for the museum, please.
(こんにちは、美術館のチケットを2枚ください)

B
B

Sure. Would you like the general admission or the special exhibition as well?
(かしこまりました。常設展だけにしますか?特別展もご覧になりますか?)

A
A

What’s included in the general admission?
(常設展には何がありますか?)

B
B

It covers all the permanent collections. The special exhibition has an extra fee.
(常設コレクションすべてをご覧いただけます。特別展は追加料金がかかります)

A
A

Then we’ll take both, please. Also, do you have an audio guide in English?
(では両方お願いします。それと、英語の音声ガイドはありますか?)

B
B

Yes, we do. It’s included with the special exhibition ticket.
(はい、ございます。特別展のチケットに含まれています)

A
A

Great! And what time does the exhibition close today?
(よかった!今日の展示は何時までですか?)

B
B

It closes at 6 p.m. Enjoy your visit!
(午後6時に閉館です。ごゆっくりお楽しみください)

1. チケット購入時の基本フレーズ

“I’d like to book ~” は「〜を予約したい」と丁寧に伝える表現です。

  • I’d like to book two tickets for the guided tour.
    (ガイドツアーのチケットを2枚予約したいのですが)

“I’d like to ~” は “I would like to ~” の短縮形で、「〜したいのですが」という控えめな言い方になります。旅行中のあらゆる場面で使えるフレーズです。

また、book は「予約する」という意味の動詞で、レストラン、ツアー、交通手段などの予約全般に使えます。

  • I’d like to book a table for dinner.
    (夕食の予約をしたいのですが)
  • I’d like to book a taxi.
    (タクシーを予約したいです)

丁寧でありながら実用的な表現であり、覚えておくと便利です。

2. 選択肢を尋ねる表現

“Would you prefer ~?“は「〜の方がよろしいですか?」と、相手に選択を提示したい時に使うフレーズです。

  • Would you prefer the audio guide or the guided tour?
    (音声ガイドとガイド付きツアー、どちらをご希望ですか?)

構文としては「Would you prefer A or B?」と、2つの名詞を並べる形となります。

  • Would you prefer a morning or afternoon tour?
    (午前と午後、どちらのツアーをご希望ですか?)

このような表現を使うことで、相手との会話がスムーズになります。

3. 開始時間と所要時間を確認するフレーズ

美術館でツアーやイベントに参加する際、開始時間や所要時間を確認したい時には以下のフレーズを使います。

  • What time does it start?
    (それは何時に始まりますか?)
  • It lasts about an hour.
    (所要時間は約1時間です)

start は「始まる」、last は「続く/持続する」という意味の動詞です。「lasts + 時間」で「〜の間続く」という表現になります。

旅行中のスケジュールを調整する際にも重要な情報なので、これらの表現を押さえておきましょう。

4. 料金を尋ねる際の基本表現

英語で料金を尋ねるときは “How much is it?” が基本となりますが、1人あたりの料金を尋ねるには “per person” を加えます。

  • How much is it per person?
    (一人あたりいくらですか?)

“per person” は「1人あたり」を意味し、ツアーやチケットの料金を尋ねる際に使われる決まり文句です。

この表現を使えば、複数人での参加時でも適切に確認ができます。

まとめ

  • I’d like to book ~:「〜を予約したい」という丁寧で便利なフレーズ。
  • Would you prefer ~?:選択肢を尋ねる丁寧な聞き方。
  • What time does it start? / It lasts ~:開始時刻と所要時間を確認する表現。
  • How much is it per person?:一人あたりの料金を尋ねる際の基本フレーズ。

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